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景観からの道づくり

●主要目次 

本書は、東京大学アジア生物資源環境研究センターの堀繁教授が30年以上にわたり研究してこられた景観整備に関する研究と現場指導の成果のエッセンスを、全6回にわたる講話シリーズとして講演された内容をとりまとめたものである。

この講話シリーズでは「景観とは何か」、「景観がなぜ重要なのか」といった景観の本質について説き明かすとともに、良い景観整備とは個人の感覚やセンスに頼るようなものではなく、そこにはちゃんとした理論や原則があり、それを理解すれば、間違いのない景観整備ができることを繰り返し説いている。

本書は、これまでに出版された道路の景観整備に関する書物とは作成のアプローチが大きく異なっており、約400枚にも及ぶ豊富な事例写真によって、読者は楽しみながら道路景観整備の哲学と基本をマスターすることができる。

本書は、講話の話し言葉をそのまま活字にしたものであるが、話の要点が解りやすいよう目次に工夫を凝らしており、講師の美しい国造りにかける熱意がそのまま伝わってくるようになっている。

講話の第1回目は「景観の基礎(目で見る景観)」であるが、ここを読むだけでもこの本の価値が解ると思う。景観整備に関心のある方、これから勉強をしたい方には是非とも一読いただきたい。

編集・発行 財団法人道路環境研究所

発売 株式会社大成出版社      
〒156-0042 
東京都世田谷区羽根木1-7-11
TEL:03-3321-4131
FAX:03-3325-1888
▽A4版/207ページ       
▽定価3,200円(税別)

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●主要目次
〈構成〉
第1回:景観の基礎(目で見る景観)
第2回:景観の基礎(頭で見る景観)
第3回:景観から捉えた道路
第4回:街路と景観(1)
第5回:街路と景観(2)
第6回:都市間道路と景観